kolmas.tech note

雑記と思索、偏った技術の覚え書き

「100%」か「報連相」か

それらを相反するものとして語るな、という声が聞こえて来そうだが、私のような不器用な人間には、その両立には難しさを伴う事がある。主語が大き過ぎるだろうか。 「お前の100%を持ってこい」 章題は、これもまた大学・大学院時代の指導教官の口癖である。…

交わる日常・非日常

成田空港に向かっている。明日から海外出張で、朝早くの便に乗るために空港近くに前泊するのである。直前のエントリの内容に対して実際はこれなので、大変罪深い。今日はまだ、件の姉が家に来ているのでマシではあるが。 私の普段の土曜日は、長男を車で療育…

次男が夜泣きする

ここ二ヶ月ほど次男三歳の夜泣きが酷く、ほとんど毎夜、概ね1〜3時頃に目覚めては泣く。一晩中寝るようになって久しいところに、急な変化である。 夜の子供らの添い寝は妻にしてもらっている1が、夜泣きする次男の泣き声は私の寝床まで届く程である。こうな…

干支ソング

テレビをほとんど見ない1が、例外的に、NHK教育=Eテレの番組「2355」は一昨年頃からよく見ている2。見ていてハッとする事もあるし、興味深い話題の紹介もある。独特な歌も好み。録画して子供に見せてみると、彼らのウケが良いものも結構ある。次男三歳は「米…

やまやのうまだしうどん

平仮名ばかりで読みづらい本エントリ題目、区切りは「やまや」「の」「うまだし」「うどん」である。 福岡に出張した時には、ほぼ毎回うどんを食べている。「牧のうどん」1が博多のバスターミナルに入っているので、いつもそこに立ち寄る。 www.makinoudon.j…

何を強化しているのか・続 ー 刺激制御/好子の予告

攻めた副題を持つ以下の応用行動分析=ABAの本、我が家における通称「飼いネコ本」を読んで考えている事、の続き。 うまくやるための強化の原理: 飼いネコから配偶者まで作者:カレン プライア二瓶社Amazon 本書に関する前のエントリは以下。 blog.kolmas.tech…

網が好き

網が好きである。「あみ」ではなく「もう」、つまり広義のネットワークの事である。この嗜好がどうして成立したのかは分からないし、今もなぜ好きなのかと問われたら明確に答えられないのだが。 鉄道路線図を無限に見ていられる 関東圏のJR東日本沿線に住ま…

寝正月(広義)

あけましておめでとうございます。 昨日の夕方に急に書類書きをする必要が生じて、徹夜で書き上げ、朝食におせちを食べて、その後は反動で夕飯時までずっと寝ていた。これが本当の寝正月か? 36歳、十二支三周目の体力の無さよ。二周目の頃は二徹くらい出来…

魂込めて書かんかい

このブログのエントリは、一応全て私が手ずから書いている。コンピュータを使っているのに「手ずから」とはどういう事か、という気もするが、昨今流行りの自動生成はしていないという意味である。誤植等が紛れている可能性は十分あり、その点はご容赦頂きた…

未だ悪夢を見る

久々に外泊有りの出張中1である。とはいえ今日はもう帰るだけだが。 昨日の夕方に出張の用務は完了し、食事をして土産も買って、20時頃にはやる事が無くなった。疲れてもいたし、久々に早めに寝るかと思って寝床に入る。最近は寝不足続きなのもあって即寝落…

折れた心でリチャード・ハミング博士の"You and your research."

リチャード・ハミング博士は、コンピュータ屋の界隈では情報理論・符号理論に関する偉人として知られている。氏の成果の有名どころとしては、ハミング符号、ハミング距離、ハミング窓関数等が挙げられる。 ja.wikipedia.org 氏の講演"You and your research.…

電車平仮名カード

電車好きの自閉傾向長男に平仮名を覚えさせようと、随分以前に作ったものの紹介。 お手製電車平仮名カード、山手線の部。子供らには「ひらがなカード」と呼ばれている。 自閉傾向長男の療育の中で、PowerPointのスライドにひらがなを大きく表示して見せて、…

負に正を乗じると負が増す

大学生の頃、「教科書や授業などによる旧来型の学習は人の知識を加算で増やし、ウェブは人の知識を乗算で拡張する」という事を言っている人がいた。ここでいう「ウェブ」は、検索エンジンを使って何かについて調べる、という事を主に指している。この発言が…

意図的コンテキスト放棄

先日、これまでの複数エントリで時々触れている自閉傾向の長男の発達検査のために児童相談所に行ってきた。目的は療育手帳の更新である。改めて考えてみると児童相談所の業務の幅は広い。 発達検査の結果では、実年齢五歳半近くに対して二歳七ヶ月相当という…

車を走らせていたら

先行車にこんなものを貼り付けているのがいた。 マニュアル車 MT注意ステッカー SUVジープ【耐水マグネット】MT車です 突然のエンスト 坂道後退に注意(MT注意 10×10cm)BECKストアAmazon 「突然のエンスト、坂道後退に注意」等という事を声高に主張するよう…

生成できても手ずから初心者コーディング

以下のエントリ、の続きのようなもの。 blog.kolmas.tech このエントリで書いた通り、生成AI勃興の今におけるプログラマの役割は、変化する事はあり得ども無くなることはないと考えている。一方で、これからプログラミングを修めようとする人に対して、どの…

石炭動力で石油輸送

プラレールで遊ぶ次男が、蒸気機関車に石油タンク車を繋いでいるのを側で見ていて、石炭動力を使って石油を運ぶ1というチグハグ感が面白いなと思った。現行の熱源である石油を、一世代前の熱源である石炭2で運ぶという、何となく感じられる不条理感。 どこと…

受け手次第のランダム性

先のエントリにて応用行動分析の考え方における変動強化について書いた時にふと至った、ランダム性についての思索。 そもそも「ランダム」とは何か ランダムとは、事象に法則性がなく予測できない事を意味する。例えば、コイントスの結果は一般にランダムで…

何を強化しているのか

あるいは、何を強化してしまっているのか。 応用行動分析の本を読んだ 副題が素敵1な応用行動分析=ABAの本を読んだ。以前読んだ藤居氏の本の最後で薦められていた本の一冊である。 うまくやるための強化の原理: 飼いネコから配偶者まで作者:カレン プライア…

三男が生まれた

妻が10/2に入院して、10/3に日が変わった直後頃に三男が生まれた。計画分娩で、2日の夕方に処置を始めて、生まれるのは今日の昼過ぎから夕方頃だろうとの事だったが、圧倒的な早さ。長男次男の添い寝をしていてどのみち夜は動けなかったが、朝見たら妻からそ…

暗黙的文脈の分離

私の中でプロンプトという言葉が指すものは、私がコンピュータに触れ始めて以来これまでずっと、CUI環境でユーザのコマンド入力を促すアレの事であった。 アレの例。 今日日、プロンプトという言葉の一般的に受け入れられている意味は、生成AIに対する指示文…

大概のものは煮れば食える

本エントリにおける私の主張は表題で言い切った。息子らが将来一人暮らしをするような時が来たら、自炊の心得として伝えたいものである。裏を返せば、煮るだけで食えないような食材には手を出すな、という事でもある。1 自炊は面倒 高校三年の末、翌四月から…

「自動プログラミング」というもの

最近の生成AIを活用したプログラミングはなかなか凄い。指示=プロンプトを出してやれば、少なくとも一定程度世の中でやられているようなプログラムならソースコードを生成してくれる。例えば先日のエントリで紹介した息子用ランダムタイマー程度なら、それな…

人類知性とコンピュータ:SNSは人には早すぎる?

チ。の感想エントリ三件目で、人類知性が技術発展や社会変革に適応していくための過渡期について言及した。過渡期においては、その発展・変革が人類に負の影響を与える事もあり得る。最近の技術発展が加速する状況において、その負の振れ幅も大きくなってい…

ランダムタイマー

長男も次男もスマホで動画観るのが好きである。1 とは言っても、彼等が自身のスマホを持っているわけでは当然なく、妻や私のスマホで観せている形である。その場面は、概ね次の二通りである。 彼等にとってとても嫌な事をしなければならない時に、暴れる彼等…

どのプログラミング言語から始めるべきか

プログラミング未経験の妻から表題の質問を受けた。それに対する私の回答は「本質的には何でも良い」である。強いて言えば、手続き型の言語で、入門レベルの内容において所謂「おまじない」が少なく、初学者向けの資料が一定程度充実しているもの、さらには…

千葉!滋賀!佐賀!

ラーメンズの「日本語学校イタリア篇」には子供の気を引き笑わせる話術のエッセンスが多分に含まれている。2000年代前半1の日本ネット文化を知る人なら直ぐに思い出せるであろう、「千葉!滋賀!佐賀!」のアレ2の事である。知らない人は適当にググりましょ…

理想のケバブを求めて・続2

更なるケバブ探求の続き。前回↓ blog.kolmas.tech 尚、前回以前のエントリに引き続き、本エントリ中の「ケバブ」表記は基本的にドネルケバブのことを指す。また、回転焼き機などないので、作っているのはケバブもどきである。 試作4回目(25/07/26) これま…

何でも人名っぽくなる・スラヴ語圏編

「〇〇スキー」という形にすると何でもスラヴ語圏の姓のように見えるので、頭の中で子供達の好みの物事を〇〇の部分に充てて面白がっている。例えば以下のようである。 スルメスキー1 アジノリスキー2 ピタゴラスキー3 エスエルスキー4 子供達の名前を前に充…

機械学習の話をしている?

以前のエントリで言及した藤居氏等の著作『自閉症―「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』(以下「同書」とする)を読んだ。中々刺激的な読書であった。2007年発行の本なので、現在の自閉症理解においてはごく一般的な説なのかもしれないし、逆に…