kolmas.tech note

雑記と思索、偏った技術の覚え書き

感想

折れた心でリチャード・ハミング博士の"You and your research."

リチャード・ハミング博士は、コンピュータ屋の界隈では情報理論・符号理論に関する偉人として知られている。氏の成果の有名どころとしては、ハミング符号、ハミング距離、ハミング窓関数等が挙げられる。 ja.wikipedia.org 氏の講演"You and your research.…

何を強化しているのか

あるいは、何を強化してしまっているのか。 応用行動分析の本を読んだ 副題が素敵1な応用行動分析=ABAの本を読んだ。以前読んだ藤居氏の本の最後で薦められていた本の一冊である。 うまくやるための強化の原理: 飼いネコから配偶者まで作者:カレン プライア…

機械学習の話をしている?

以前のエントリで言及した藤居氏等の著作『自閉症―「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』(以下「同書」とする)を読んだ。中々刺激的な読書であった。2007年発行の本なので、現在の自閉症理解においてはごく一般的な説なのかもしれないし、逆に…

「チ。」を読んだ:技術発展・社会変革と人

前回から大分間が空いてしまい、また通読して以来の時間もかなり経ってしまったが、「チ。-地球の運動について-」の感想その3。今回の話題の起点は主に第7集及び第8集、及びそれを含む第三部関連。 チ。―地球の運動について―(7) (ビッグコミックス)作者:…

研究者・教育者指向父親像

息子が二人いる。とても可愛い。 このうち長男5才は自閉傾向有と言われていて、総合的な発達年齢は2歳半程度と判定されている。基本的に仕事が狂ったかのように忙しく、自閉症療育を含む普段の子育ては土日に少し手伝える程度で妻1に任せきりである。まずそ…

「チ。」を読んだ:動機不純と研究者の良心

「チ。-地球の運動について-」の感想その2。それ以外の内容も関連するものの、今回の話題の起点は主に第3集、及びそれを含む第二部関連。 チ。―地球の運動について―(3) (ビッグコミックス)作者:魚豊小学館Amazon 以前の感想エントリは以下。 blog.kolmas.…

「チ。」を読んだ:研究者くずれにグサグサ刺さる

以前のエントリの最後で触れた「チ。- 地球の運動について-」を読んだ。お勧めされたのはアニメであったが、電子書籍で原作漫画を読んでいる。電子書籍は少しの移動時間でも読み進められるのが良い。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)作者…