kolmas.tech note

雑記と思索、偏った技術の覚え書き

三男が生まれた

妻が10/2に入院して、10/3に日が変わった直後頃に三男が生まれた。計画分娩で、2日の夕方に処置を始めて、生まれるのは今日の昼過ぎから夕方頃だろうとの事だったが、圧倒的な早さ。長男次男の添い寝をしていてどのみち夜は動けなかったが、朝見たら妻からそ…

暗黙的文脈の分離

私の中でプロンプトという言葉が指すものは、私がコンピュータに触れ始めて以来これまでずっと、CUI環境でユーザのコマンド入力を促すアレの事であった。 アレの例。 今日日、プロンプトという言葉の一般的に受け入れられている意味は、生成AIに対する指示文…

大概のものは煮れば食える

本エントリにおける私の主張は表題で言い切った。息子らが将来一人暮らしをするような時が来たら、自炊の心得として伝えたいものである。裏を返せば、煮るだけで食えないような食材には手を出すな、という事でもある。1 自炊は面倒 高校三年の末、翌四月から…

「自動プログラミング」というもの

最近の生成AIを活用したプログラミングはなかなか凄い。指示=プロンプトを出してやれば、少なくとも一定程度世の中でやられているようなプログラムならソースコードを生成してくれる。例えば先日のエントリで紹介した息子用ランダムタイマー程度なら、それな…

人類知性とコンピュータ:SNSは人には早すぎる?

チ。の感想エントリ三件目で、人類知性が技術発展や社会変革に適応していくための過渡期について言及した。過渡期においては、その発展・変革が人類に負の影響を与える事もあり得る。最近の技術発展が加速する状況において、その負の振れ幅も大きくなってい…

ランダムタイマー

長男も次男もスマホで動画観るのが好きである。1 とは言っても、彼等が自身のスマホを持っているわけでは当然なく、妻や私のスマホで観せている形である。その場面は、概ね次の二通りである。 彼等にとってとても嫌な事をしなければならない時に、暴れる彼等…

どのプログラミング言語から始めるべきか

プログラミング未経験の妻から表題の質問を受けた。それに対する私の回答は「本質的には何でも良い」である。強いて言えば、手続き型の言語で、入門レベルの内容において所謂「おまじない」が少なく、初学者向けの資料が一定程度充実しているもの、さらには…

千葉!滋賀!佐賀!

ラーメンズの「日本語学校イタリア篇」には子供の気を引き笑わせる話術のエッセンスが多分に含まれている。2000年代前半1の日本ネット文化を知る人なら直ぐに思い出せるであろう、「千葉!滋賀!佐賀!」のアレ2の事である。知らない人は適当にググりましょ…

理想のケバブを求めて・続2

更なるケバブ探求の続き。前回↓ blog.kolmas.tech 尚、前回以前のエントリに引き続き、本エントリ中の「ケバブ」表記は基本的にドネルケバブのことを指す。また、回転焼き機などないので、作っているのはケバブもどきである。 試作4回目(25/07/26) これま…

何でも人名っぽくなる・スラヴ語圏編

「〇〇スキー」という形にすると何でもスラヴ語圏の姓のように見えるので、頭の中で子供達の好みの物事を〇〇の部分に充てて面白がっている。例えば以下のようである。 スルメスキー1 アジノリスキー2 ピタゴラスキー3 エスエルスキー4 子供達の名前を前に充…

機械学習の話をしている?

以前のエントリで言及した藤居氏等の著作『自閉症―「からだ」と「せかい」をつなぐ新しい理解と療育』(以下「同書」とする)を読んだ。中々刺激的な読書であった。2007年発行の本なので、現在の自閉症理解においてはごく一般的な説なのかもしれないし、逆に…

「チ。」を読んだ:技術発展・社会変革と人

前回から大分間が空いてしまい、また通読して以来の時間もかなり経ってしまったが、「チ。-地球の運動について-」の感想その3。今回の話題の起点は主に第7集及び第8集、及びそれを含む第三部関連。 チ。―地球の運動について―(7) (ビッグコミックス)作者:…

理想のケバブを求めて・続

ケバブ探求の続き。前回↓ blog.kolmas.tech 尚、前回エントリに引き続き、本エントリ中の「ケバブ」表記は基本的にドネルケバブのことを指す。また、回転焼き機などないので、作っているのはケバブもどきである。 試作2回目(25/06/28) 様々なスパイスがそ…

プログラミングは自転車乗るようなもの

自転車というものは、一度乗り方を覚えたら忘れない、が、メンテナンスは必要。 10年以上ぶりにCを書いたら 先日、仕事でちょっとしたデモプログラムをCで作ることになった。それは、とあるライブラリの使い方の一端を簡単に示すものである。50行ちょっとく…

研究者・教育者指向父親像

息子が二人いる。とても可愛い。 このうち長男5才は自閉傾向有と言われていて、総合的な発達年齢は2歳半程度と判定されている。基本的に仕事が狂ったかのように忙しく、自閉症療育を含む普段の子育ては土日に少し手伝える程度で妻1に任せきりである。まずそ…

人類知性とコンピュータ:軌跡なき結果

「AIと地動説」エントリに続き、生成AI関連の思索。 blog.kolmas.tech 軌跡と総和 教育学が専門の姉1曰く、人の学習成果の評価には「軌跡」と「総和」という概念があるらしい。京都大学の松下先生により、学生の学習成果を評価する方法論を整理するために導…

SpringのDIっぽいものを雑に自作する

だいぶ昔に以下のようなJavaのコード1を初めて見た時には、何故こんなコードが動くのか、と思った。 import org.springframework.beans.factory.annotation.Autowired; import org.springframework.jdbc.core.JdbcTemplate; import org.springframework.ster…

理想のケバブを求めて

ケバブは欧州留学民1の心の味である。尚、本エントリ中の「ケバブ」表記は基本的にドネルケバブのことを指す。 あの日のケバブをまた食べたい ポスドク時代に一年間弱ほどフィンランド・ヘルシンキに留学していた。留学中は、平日昼は大学の学生食堂、それ以…

睡眠負債は唐突に祟る

睡眠負債=sleep debtというのはその分野の論文でも使われる言葉であるらしい。Google scholar検索結果 ja.wikipedia.org 普段から平日は寝不足気味である。さらに海外中心の深夜電話会議があった後など特に、目が冴えてしまってすぐに寝付けず、普段の負債も…

「チ。」を読んだ:動機不純と研究者の良心

「チ。-地球の運動について-」の感想その2。それ以外の内容も関連するものの、今回の話題の起点は主に第3集、及びそれを含む第二部関連。 チ。―地球の運動について―(3) (ビッグコミックス)作者:魚豊小学館Amazon 以前の感想エントリは以下。 blog.kolmas.…

初学者にこそ感動を、とは思うのだが

「チ。」を読んで諸々思う所はあるが1、それに触発されてあまり関係ないことも考え込んだりしている。その一つが、初学者に物事を教えるのにはどうするのが良いのか、ということ。大学院生時代に学部新入生にプログラミングを教える授業を受け持っていたり、…

「チ。」を読んだ:研究者くずれにグサグサ刺さる

以前のエントリの最後で触れた「チ。- 地球の運動について-」を読んだ。お勧めされたのはアニメであったが、電子書籍で原作漫画を読んでいる。電子書籍は少しの移動時間でも読み進められるのが良い。 チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)作者…

私のプログラミング遍歴:大学生〜ポスドク・就職

前回のエントリの続き。 blog.kolmas.tech 大学生(2008〜2012年) 文理融合系の学部に進学。色々な専門が入り乱れる学部で、その中でコンピュータ分野も存在感を持っていた。 かなり自由度高く様々な科目を取れるカリキュラムの中で、プログラミング・コン…

私のプログラミング遍歴:前史〜高校生

野良プログラマを名乗っているので、その遍歴をまとめておく。 前史 1989年生まれ1。 はじめて触ったコンピュータはスーパーファミコン、次いでゲームボーイカラー2。 カービィSDXとかカービィ3とか、ポケモン金銀とかをやっていた。 とはいえ、両親の教育方…

人類知性とコンピュータ:AIは地動説に辿り着けるか

つい先日、仕事関係の懇親会にて隣の席の人と、昨今の生成AIで何がどこまでできるか、という話題で盛り上がった。その人は古参の本職プログラマであり、その人とは比較するのもおこがましいが私も野良プログラマの端くれ1、今日のプログラマ・プログラム開発…

今度こそブログを書かんとする

書くあても無いが書きたいことが最近ちょこちょことあるので、かつて知人に唆されて作るだけ作り、三日坊主未満の成果しかなかったブログを掘り起こして作り直してみる。 折角だから有料プランの独自ドメイン1設定もした。もう逃げられない、書くしかない。 …