kolmas.tech note

雑記と思索、偏った技術の覚え書き

次男が夜泣きする

ここ二ヶ月ほど次男三歳の夜泣きが酷く、ほとんど毎夜、概ね1〜3時頃に目覚めては泣く。一晩中寝るようになって久しいところに、急な変化である。

夜の子供らの添い寝は妻にしてもらっている1が、夜泣きする次男の泣き声は私の寝床まで届く程である。こうなるともう、一旦気分を変えてやらないと、何をやっても駄目である。具体的には、一度私の寝床に連れて来てもらって、そこで少し寝かせると落ち着く。私の方から迎えに行って連れて来る事もある。すると元の子供の寝床に戻りたがるので、全員で向かい、改めてそこで寝かし付ける。その後、私は私の寝床に戻る。

最も構ってやれていない

ここ最近、三兄弟の中で私や妻が最も構ってやれていないのは、恐らくこの次男である。時間的な意味でそうであるかは計測していないので分からないが、少なくとも優先度的な意味において、最も「割り込み」2を受けているのは次男である。

次男は、少なくとも今の所は定型発達の見立てである。一方、次男が物心付く頃には既に、これまでの幾つかのエントリでも触れている長男の自閉傾向が指摘されていた。その頃から既に、長男の相手にかけている時間は次男のものより長かったように思う。そもそも、次男は基本的に平日朝から晩まで保育園に通っているのに対して、長男は療育に通わせる都合で幼稚園は部分的に通っているのみであり、結果的に家にいる時間がより長い。そこに三男が生まれて、次男に構っていられる時間がより減じた節はある。

そう思うと、典型的な赤ちゃん返りのパターンであるとはいえる。下の兄弟姉妹が生まれて、その分構われる機会が減った上の子に出るというアレである。次男の場合、元々上述の長男の事もあったから、余計にすまないと思う。夜泣き以外にそれらしい所見が無いのはまだ幸いだったところ。

寝付きと卒乳

この次男、そもそも夜の寝付き自体あまり良い方ではない。私自身、夜型の傾向が強い3のでとやかく言えまいが、三歳にして普段寝る時刻が22時過ぎというのは如何なものかと思う。昼寝し損ねた時などは21時過ぎにパタリと寝落ちる事もあるが、むしろ、夕方に二時間くらい寝てしまった後に覚醒して夜の寝付きがさらに悪くなる、という場合の方が余程多い。そのような場合、酷い時は0時過ぎまで寝付かないことすらある。

ここ最近は、次男を寝付かせるのは決まって二世帯同居の私の父4の役割である。そうでないと泣く。ついこの前、私の両親が揃って一晩外泊する機会があったが、その日の夜は大変難儀した。他の家族が嫌いなわけでもあるまいに5、何故か寝るときには父の添い寝を要求する。添い寝してもすぐ寝るわけではなく、寝付くまではそこそこ時間がかかる。寝付かせたら父はその場を離れるのだが、このとき寝付いたと見えていたものが実はまだ起きていたりすると、大泣きして父を呼び戻す事になる。尚、冒頭の夜泣き対処の手順は、私が入っているところを私の父に置き換えても成り立つ。

次男の寝かし付けが父の添い寝になる前は、つい最近まで妻の授乳で寝かし付けていた。寝かし付け以外の授乳は大分前に無くなってはいたが、寝かし付け時の授乳が無くなった=次男が完全に卒乳した時期からはまだ一年も経っていない。一般的な卒乳のタイミングと比べたら相当に遅い部類である。三男の妊娠期間中もしばらく続いていたので、正直なところ内心かなりヒヤヒヤしていた節はある6。三男が生まれるまでに次男の卒乳は間に合ったのは幸いであった。ただ次男からしたら、ついこの間まで自分が受けていた授乳が受けられなくなり、それを三男が受けているという状況は、上述の赤ちゃん返り事象を強める原因かもしれない。

こちらの話は聞いている

ところで、上述の通り、次男の夜泣きは部屋を隔てても聞こえるほどに強烈なギャン泣きである。上記の手順で一旦落ち着かせないと、もうずっと泣き続けている。逆に、一度落ち着いた後の次男は、落ち着いた話も出来るし、じきに再び寝落ちる。この落ち着かせる手順について妻と、「理性が戻って来た」などと話したりする。

そんな言い方をしたりするものの、勿論実際のところ、別に次男は理性を無くしている訳ではない。むしろ、あれだけ大声で泣き続けながらに、こちらの話す事はちゃんと聞いている。「二階7行くか?」と聞くと、半泣き声ではあるものの泣き止んで「二階行く」と答える。そう答えた後は、もう大人しく二階まで連れて来られるし、その後の次男の「一階降りる」発言も普段通りのテンションでなされる。切り替えが早い。

あんなに大声でギャンギャンと泣いているのに、その泣いている事に呑まれている訳ではなく周りの話も聞けているというのは、それはそれで凄い事だよなと思う。何を言っても効き目無し、という風ではない。

外的要因と夜泣き率

時々、私の姉8が家に帰って来る。ちょうど今も帰って来ている。長男も次男も、この姉に良く懐いている。子供と遊ぶ時のテンションが、私や妻、私の両親と比べるとかなり異質で、とても子供ウケが良い。姉が来ている時は子供らの遊び相手をかなり任せられるので、有難いところである。そして妻の曰く、姉が来ている時は次男の夜泣きが少ないとの由。姉と長男と散々騒いで疲れて良く寝ているのか。もしくは大人との関わりが普段より多く、満たされているからなのか。尚、冒頭の夜泣き対処の手順は、上述の私の父の場合と同様に、私が入っているところをこの姉に置き換えても成り立つ。

先日、次男が風邪を引き、しばらく保育園に行けない時期があった。土日も連結して四日間程度保育園に行かないでいた9ら、その後数日夜泣きが無かったとの由。妻は、保育園に行かなかった分、妻や他の家族と触れ合う時間が長かったからではないかと推測している。ただ、再現は出来ていない10ので確証はない。また、そうだとしても、それこそ長男の療育や三男の世話も考えると、保育園を減らしたりするのは現実的ではない。そも、保育園には友達がいて楽しく過ごしているようでもある。

何が解決するのか

赤ちゃん返りに対しては、その子だけの時間を取ってやるのが良いという言説が多い。それはその通りだろうと納得できるし、これまでの数多の赤ちゃん返りした子に関する経験の蓄積だろうから信頼もできる。後は、現実的にどうやってその時間を捻り出すか、に尽きるのである。

ここに、普段は仕事ばかりで子供らを構う事があまり出来ていない私の罪がある訳で。。。せめて、夜泣きの時に起きて出てくる位はせねばなるまい。


  1. 私が仕事をしているので、そのような形にしてもらっている。申し訳ない事である。少なくとも妻が再び勤める時には再考要。その頃には子供らがもう少し落ち着いていると良いが。
  2. コンピュータにおける割り込み処理の話で喩えている。特定の場面において、そのとき実行中のプログラム・タスクを中断し、その場面に対応する別の処理を行う制御の事。
  3. 妻はどちらかと言えば夜が弱い朝型。一方長男は、最近は多少改善しつつあるものの夜型傾向で、次男や私に近い。要らん所ばかり私に似てからに、との思いは否めない。三男はまだまだ朝型も夜型もない時期だが、今後はどうなることやら。
  4. 子供らから見たら祖父。
  5. 父に良く懐いているのは事実ではあるが。
  6. 乳頭への刺激は子宮収縮に繋がる。本来は出産後の子宮復古を促す機構。
  7. 私の寝室は二階にあり、子供らは妻の添い寝で一階で寝ている。
  8. 子供らから見たら叔母。
  9. その四日間自体は夜泣きしていたし、体調が悪い分普段よりも酷かったように思う。
  10. 保育園に休まず通えているため。